スリランカ旅行記(2)やっとスリランカ

【2016年11月28日】

基本寝ることが大好きな私。あ、みほさんもかな。

朝まで爆睡して、ANAクラウンパレスで朝食をとり、いざ成田へ!

早速台北行きのカウンターに並んでしまうという失敗をしながらも、無事出国。スリランカの通貨はスリランカルピーだけど、成田では両替できるところがないらしい。ということで、両替は現地で。飛行機の出発まで時間があるからと、お茶したりのんびりしていると意外と搭乗が早かったことに驚いた。羽田でいつも走っていた昔の私のままだったら完全にアウトだったな(笑)と思いつつ、無事搭乗。すると一番初めに目がいくのが、スリランカ航空のCAさんの制服!本当に素敵。民族衣装であるサリーでブルーの孔雀模様をまとい、ナイスバディだろうが、ナンだろうが腹部、背中を露出。でもイヤらしくなく、皆さんよく似合っていた!で、美人!うらやま!さすがに写真は撮れなかったので、インターネットで検索してみた。

こんな制服です。いいな、いいな!この色が似あうなんて!私が着たらたちまち顔うつりが病人のようになってしまいそう。

さて、今回はスリランカ航空なので直行便というのはありがたいのですが、フライト時間は行きが10時間。そして機内食は2回。座ってるだけなのに、食事はきっちりとる。消費していないからなんとも恐ろしいけど、この食事もいい気分転換になる。

早速機内食が出てきた。ここでやっと『海外旅行なんだ!』と思えてテンションがあがった(子供か!)あ~カレー美味しいな。機内食ってこんなに美味しかったっけー、と17年前の記憶を遡る(汗)そりゃそんなに経ってたら美味しくなるか。飛行機で寝るのは得意技のはずなのに、なぜかちっとも眠たくない。はてさて困った。ということで、機内でつまらない映画を3本も立て続けに観てしまった。つまらないと文句を言うくせに、ちゃっかり感情移入しているから、しっかり泣いてしまった。だから結果、顔がパンパン。結局一睡も出来ないままコロンボ空港に到着。

 

遠いよね!

田舎だね!

暑いよね!

むーーーん、だね!(←湿気)

 

とここでまた少々テンションが上がって、入国。

英語がさっぱりな私はなにをするにも泣きそうになる。入国審査も苦笑いされた。不便だけど、なんとかなるもんだ。

 

そして預けていた荷物を受け取りにいったら、、な、な、なんと!スーツケースがバッキバキになって出てきたではないか。Broken!なんてこった(泣)隣にいたおじさんが同情してくれたよ。とほほ。母のスーツケースは何度も海外に行き、そして大分老朽化していた。寿命だったみたいで、このフライトには耐えられなかったようだ。今回オーストラリアに行く娘にはスーツケースを新調した。私は小さいのしか持ってなかったけど、娘にも買ったし…とケチってしまったのだ。ひーーん。スリランカで新しいの買わないとな…。これじゃ帰れないよ。。でも荷物の中身が出てきてないからひとまずセーフ。

壊れたスーツケースを両手で押しながら出口に向かうと、バーベリンリーフの白い制服を着た男性が、私とみほさんの名前が書かれた紙を持って待っててくれてた。バーベリンリーフの運転手さんだ。すぐに会えたのでホッとした。

この写真は空港のすぐ外。ここで待つよう言われたので、しばらくボーっとしていると、さっきの運転手さんがBMWで現れた!しかもシートはレザー。なんだかビップだなぁ。車内のエアコンの冷たい風が気持ちいい。コロンボ空港からバーベリンまでは85キロ。時間にしたら2時間半くらい。車だからラクチンだなぁ、とのんきに外を眺めながらドライブが始まった。運転手さんは『スリランカははじめて?』『あなたたちは親子なの?』(←これは今回の旅で何回も聞かれた。そりゃそうだ。まさか、娘の友達、または友達のお母さん、とは思うまい。)と話しをしてくてたから、その時間を楽しんでいた。

コロンボはすごく都会だけど、そこを離れると延々と田舎が続く。道路はほとんど整備されているが、信号は少ない。だからクラクションがハンパない。ビービーブーブー鳴っている。みなさん、そんなにクラクション鳴らすと血圧があがりますよ…。聞いてるほうだってのぼせてくる(笑)道にはトゥクトゥクと呼ばれる三輪タクシーが多い。しかもかなりムキになって走るトゥクトゥクが多い。どう頑張っても無理なのに、車に勝とうとしている。運転手の目が血走ってて怖かった…。次はトラックが通り過ぎたが、そのトラックにドアはなかった。そして車線もなにもない無法地帯に私はしばし驚いた。丁度時間帯が帰宅ラッシュだったのかもしれない。早く家に帰りたいのは全世界共通なのだろう。2時間半で着くっていわれたけど、あまりのラッシュに全く車が動かなくなった。どうしたものか。・・・と、ここで眠気がきた。

 

目が覚めると、バーベリンリーフアーユルヴェーダリゾートに着いていた。本当なら20時くらいに到着予定だったが、時計を見ると22時を過ぎていた。暗いし、眠いし、という状態でチェックインし、部屋に案内された。夕食がまだということを伝えると、ルームサービスをしてくれた。『簡単なものしかないけど』と、チーズサンドとフルーツの盛り合わせ(というかてんこ盛り!)を持ってきてくれた。…なかなか部屋を出ていかないボーイさん。…あ!チップね!え!ここどこ?スリランカか!スリランカっていくら渡せばいいの!?と、かなりうろたえてしまった最悪な客、私。大人なみほさんが私の分もまとめてチップを払ってくれました(泣)ありがとう(泣)今回みほさんとはお部屋を別々にしたけど、部屋は隣。早速サンドとフルーツを持ってみほさんのお部屋へ。わぉ!さすが南国!マンゴー美味しい!とみほさんとおしゃべりしながら食べた。

さ、明日からはアーユルヴェーダ三昧だ!明朝はさっそくドクターとのコンサルテーションがある。たぶんチーズともしばらくオサラバだろう。今日は移動しかしてないけど、とにかく疲れたので、シャワーを浴びてさっさと寝ることにした。