（５）ヨガとバガヴァッドギーター

新型コロナ騒動で世の中が一変した頃、全米ヨガアライアンスがオンライン受講可となった事をきっかけに、チャンスだ！と思いRYT200取得に挑戦した。

ヨガをしていたのは幼い頃の話で、どうしようもないくらい身体が硬い私。人と比べない、と言う割りにはスタジオに行くと人の視線も気になるし笑　自宅で受講できるなんて最高じゃん！と喜んだ。が、仕事をしながら5ヶ月間で取得するコースは想像以上にキツかった。でも自分の42歳のバースデープレゼントとして誕生日当日にRYT200を無事ゲットした。そのヨガの学びの中で、哲学の授業があり、バガヴァッドギーターに触れてくれた。

私は10年くらい前にギーターを勉強しようかなぁと思ってやってみたけど、見事に挫折した身であった。しかしヨガの先生が易しく教えてくれたから、よし、また勉強しよう！と火がついたのだ。エドガーケイシーさん関連の本を沢山読んでいた時期もあり、日本エドガーケイシーセンターの会長である光田秀さんの講座で、バガヴァッドギーター完全版講座の2日間、東京で受講した。この講座、物凄くオススメします。

ケイシーさまは、

【この世で最も普遍的真理に近い教えはバガヴァッドギーターである】

とリーディングに残しているそうだ。

マジか！震える！知りたい！と興奮した。

高次元で読み解く必要のあるギーターとケイシーさまのリーディングを交えた光田さんのお話に感動しっぱなしの2日間を過ごした。私が10年前に挫折したのは、ただ読んだだけ、だからだ。ギーターは叙事詩であり、戦場の物語である。それは言うならば例え話に近いものがあり、もう一歩、二歩と真理を読み解くコツがいるのだ。知っている人から教えてもらうことが一番だと痛感した。

私の家は浄土真宗であるが、父は神道に詳しい。これを信仰しなさいと言うことは特になく、私は漠然と観世音菩薩様が好きだった(なんでもアリだな笑)。女性でもなく男性でもなく、慈愛に満ち溢れた強くて優しいお姿を眺める事が好きだった。よくよく考えてみると非常に縁深い事もわかり、ハイヤーセルフと繋がろうとすると観音様が出てくる(この件については後に龍に教えてもらい、経緯が判明。でもここでは割愛します)。観音様をずっと信仰しているが、主をイメージする事も多かった。主をイメージするとき、何を想像するだろうか？

光？　愛？　宇宙？　想像できないのであれば、私を想像し、私に心を繋げなさい、とギーターに出てくるクリシュナが言う（クリシュナは神）。それならば比較的簡単に想像できるから、早速日常に取り入れてみた。ギーターで大切なのは、ヤグニャとバクティである。詳しく知りたい方は学ばれる事をオススメする。このことを書いていると長くなるからこれくらいにする。

そして何よりもすっかり光田さんのファンになった。ファンというか、光田さんのようになりたい、と思った。人に憧れることがほぼない私は、光田さんは男性だけど、私も光田さんのような雰囲気になりたいと強く思った。講座後、質問をしていいですよと言われ、個人的に光田さんと言葉を交わした際、光田さんの爽やかな風のような声を聞いただけで感動して泣きそうになった。高知県から飛行機に乗って参加したことを労ってもらえた。写真もちゃっかり撮ってもらい、会場を出て、光田さんの言葉を思いだし、やっぱり感動した。私が歩いていた永田町の道には誰もいなかったから思いきり泣いた。あはは。ちなみに(1)はじめにで紹介した本の著者はこの光田さんである。

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今回なぜこの話を書いたかというと、病気が発覚した時に私の中で救いになったのが、ケイシーさまのリーディングだった。病気が発覚する前にちゃんと光田さんの講座を受けていたから、すぐにケイシーさまのことを思い出すことができた（私は健康本をたくさん読んでいるけど、読み過ぎて肝心な時に思い出せないことがある…情けない…）。肝心なこの本は病気になってから買って読んだ（ケイシーさまのその他の本は割と読んでた）。とても助けられたし、ためになったから私はこのようにケイシーさまと呼んでいる笑　足を向けて寝られないほど感謝している。

バガヴァッドギーターの教えも、とても心強いものとなった。

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